布ナプキンの洗濯方法・布ナプの洗い方(予洗い・浸け置き洗い・本洗い)
布ナプキンの洗い方
布ナプキンを買ったら洗いましょう
布ナプキンを買ったらまず最初に、必ずご使用前に一度か二度、洗ってから使いましょう。
汚れ・植物由来の油分・のり等を洗ってから使うと、衛生的かつ吸収力が良くなります。
煮洗いは、とても効果的です。出来たら煮洗いすることをお薦めします。
布ナプキンの煮洗い
新しい布ナプキンを使う前に、煮洗いをすると吸収力がUPします。
特にオーガニックコットンの製品や、無漂白ネルを使用した物は煮洗いすることをお薦めします。
オーガニックコットンや無漂白のネル生地は漂白などの工程を省いて作られているために、生地に原綿の油分が残っていて、水分を弾いてしまいます。
煮洗いをすることで油分をすっきりと落とし、吸水性が著しくUPします。
煮洗いをしなくても、1〜2度普通に予洗いをしてから使用することも出来ますが、この場合最初のうちは吸収力が弱く、使用して洗濯を重ねていくと吸収力が増していく傾向があります。
◎スズメラウンジのプレーン(ハンカチタイプの布ナプキン)は無化学処理・無漂白・無蛍光のネル生地で出来ているので煮洗い可です。
×スズメラウンジの防水ホルダーは防水布にナイロンを使用しているために、煮洗いはしないでください。防水布にダメージを与えてしまいます。
ゴシゴシ洗いは禁物です!
せっかくの布ナプの汚れを落としたいと思うと、ついゴシゴシと洗いたくなりますよね。
しかしゴシゴシ洗いは禁物です!
生地が傷んで、ごわごわになったり、布ナプの寿命が縮んでしまいます。
ゴシゴシ洗わなくても(というより、ごしごし洗うよりも)、布ナプが綺麗になる方法を教えます♪
布ナプキンの予洗い
布ナプキンは使用後ざっと洗って、数時間(一晩)つけ置きをします。
こすらずに、流水でギューギューと握るように、または押すようにして洗うと良いです。
中の汚れを押し出すイメージで!
お湯に浸けると血液が凝固してしまい、汚れが落ちにくくなってしまいます。
必ず水かぬるま湯で洗うようにしましょう。
乾燥すると汚れが落ちにくくなってしまいます。
汚れ落ちを良くする為に、外出の時にはビニール袋等に入れて乾燥を防ぎましょう。
またセスキ炭酸ソーダの水溶液をスプレーして乾燥を防いでもいいでしょう。
セスキ水溶液のスプレーの作り方
水500mlに対し
セスキ炭酸ソーダ小さじ1程度を
溶かしたものを、スプレー容器に入れる。
外出時に公共の場(デパートや学校のトイレ等)で、布なぷを洗うのはマナー違反です。
必ず家に持ち帰って洗いましょう。
乾燥すると汚れが落ちにくくなりますが一晩水に浸けておけば汚れが落ちやすくなります。
次は浸け置き洗いのやり方を紹介します↓
布ナプキンの浸け置き洗い
セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)
浸け置きの水にセスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)を入れると汚れが簡単に落ちます。
700〜800mlの水に小さじ1杯位の割合が目安です。
セスキ炭酸ソーダが無いときは重曹を使うことも出来ます。
重曹は水に溶けにくいので、水(なるべくぬるま湯)によくかき混ぜて溶かしましょう。
セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)なんて聞いたことがないし、使わなくてもいいでしょ!?という方々もいらっしゃいますよね。
水だけや石鹸の浸け置き洗いよりも、汚れ落ちが良いです。
これを使うと洗濯がずいぶんと楽になりますよ。
水にも溶けやすい性質なので、わざわざ溶かし込む必要がありませんし、何より汚れ落ちがすばらしいです。
浸けおきで綺麗になるので、ゴシゴシ洗わなくても綺麗になるのが嬉しいです。
セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)の浸け置き洗いで綺麗にならない時は、濃度を上げるか、浸け置きの時間を長くしましょう。
途中でセスキ水を入れ替えてもいいでしょう。
100円ショップのダイソーにも売っているそうなので、是非一度お試し下さい!
きっと手放せなくなるでしょう
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ティートゥリー(エッセンシャルオイル)
浸け置きの際にティートゥリー等のエッセンシャルオイルを数滴たらしておくと臭いが気になりません。
抗菌作用があるので、雑菌の繁殖も抑えることが出来ます。
夏場や長時間の浸け置きを安心して出来るのが嬉しいですね。
ティートゥリーはオーストラリアの原住民が薬として使ってきた植物です。
この植物から抽出した精油には風邪等に効用があり、持っていると重宝します。
エッセンシャルオイルを選ぶ時は純度100%の物を選ぶようにしましょう。
(フレグランスオイル、アロマオイル、ポプリオイルなどオイルを間違って使用しないように!)
安心できるメーカー
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布ナプキンの浸け置き洗い専用のエッセンシャルオイル
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布ナプキン浸け置き用バケツ
布ナプキンの浸け置き専用の容器を用意しておくと良いでしょう。
浸けおき洗いの際に使うアルカリ剤(石鹸・重曹・セスキ炭酸ソーダ・酸素系漂白剤・炭酸塩)等で変色してしまうので、アルミ等の容器は避けて下さい。
ステンレス・ホーロー・プラスチック等が安心して使用できます。
100円ショップの蓋付きのプラスティックバケツや洗面器でも良いです。
かわいいホーローの蓋付き容器などは、雑貨屋さん風で置いておいてもお洒落で素敵です。
家族と同居している場合などは、蓋付きの容器が人目を気にせず使えるので良いでしょう。
布ナプキンの本洗い
布ナプキンの手洗いの方法
布ナプキンをセスキ水で浸け置きした後は汚れが落ちるようなら石鹸を使わずによくすすぐだけで大丈夫です。
汚れが残っているようなら、石鹸で手洗いしてください。
手洗いをするときはゴシゴシ洗わないようにしましょう。
こすって洗うと生地が毛羽立ったり、ごわごわになって布なぷきんが長持ちしません。
押すように洗ったり、握るように洗うと良いでしょう。
洗濯機の方法
手洗いをせずに洗濯機で洗っても大丈夫です。
洗濯機に入れるときは洗濯ネットに入れると長持ちします。
そのまま入れると洗濯の際の摩擦で生地が傷んだり、ロックミシンの糸が引っかかって引き出されたりします。
私も一度で布なぷをボロボロにしてしまった経験がありますので、注意してください!
他の洗濯物と一緒の時はすすいでから、洗濯機に入れると良いでしょう。
洗剤は通常使うもので大丈夫です。
但し柔軟剤は使用しないようにしてください。
吸収力が弱くなって、布ナプキンの機能が低下してしまいます。
柔軟仕上げ剤を使用した時の感触は、界面活性剤の力等で布の表面に作った皮膜によるものです。
オーガニックコットンや無漂白ネル等の布ナプキンは、せっかくなので石鹸で洗うようにしましょう。
より商品の特性が活かせますし、身体にも環境にもやさしいです☆